RBS米ぬか多糖体を1から学ぶサイト
NK細胞を活性化させると言われているRBS米ぬか多糖体。NK細胞とは、体内に侵入してきたがん細胞やウイルス感染細胞などをいち早く感知し、攻撃する役割を担うリンパ球の一種です。ここでは、そんなNK細胞とRBS米ぬか多糖体の関係性について解説しています。そもそもNK細胞とはなにか?RBS米ぬか多糖体との間にどのような科学的根拠があるのか?などを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
引用元:Ghoneum M and G. Namatalla,87th Annual Meeting of the American Association for Cancer Research,1996
大和薬品の実験結果(※1)によると、RBS米ぬか多糖体にはNK細胞を活性化させる働きがあることが明らかとなっています。実験の内容は、ホルモン治療や化学療法などを受けたがん進行患者25名にRBS米ぬか多糖体を6か月間摂取してもらい、摂取前と摂取後のNK細胞活性にどのような変化が表れるかをみるというもの。
その結果、摂取前には大きなバラつきがあり個人差のあったNK細胞活性が、摂取後には25名全員上昇していたというデータを得ることに成功。これによりRBS米ぬか多糖体がNK細胞活性化に効果的であることが立証され、がん治療や免疫系症状の治療への活躍が期待されるとして注目を集めるようになりました。
※1 参照元:Ghoneum M and G. Namatalla,87th Annual Meeting of the American Association for Cancer Research,1996
細菌やウイルスの侵入を阻み、人間の体の健康を維持してくれる免疫細胞。その免疫細胞の中でも、いち早くがん細胞やウイルス感染細胞を攻撃し、撃退してくれるのがNK細胞です。他の細胞と違い事前に感作させる必要がなく、常に最前線で戦ってくれることから「生まれながらの殺し屋(ナチュラルキラー)」という名がついています。
仮にNK細胞だけでは手に負えないウイルスや細菌が襲いかかってきたとしても、一時的にNK細胞が進行を足止めしてくれるため、第二陣であるB細胞やT細胞などが対処してくれるまでの時間を稼いでくれます。NK細胞はそういった役割を持つことから、がん治療における免疫療法の一環として用いられるようになりました。
NK細胞が体内に不足すると、がんを始めとする免疫不全や感染症、遺伝子疾患などの病気に陥りやすくなると言われています。あらゆる病気の根源となる細菌やウイルスは、季節を問わず一年中空気中に漂っているので、免疫力の低下には特に注意が必要です。
また細菌やウイルスだけでなく、私たちの身のまわりには花粉やダニ、ハウスダストなど数多くの抗原が存在しています。これら抗原の侵入を防いだり、侵入後の感染を最小限に抑えるには、NK細胞の働きがとても重要になります。NK細胞の働きが低下すると、そういった抗原を体外へ排除することが難しくなるため、様々な病気やがんにかかるリスクが高まってしまうのです。