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米ぬかとは別物?製造過程にみる「RBS米ぬか多糖体」とは

RBS米ぬか多糖体は米の糠(ぬか)を原料として作られた成分です。米ぬかには、免疫増強作用があると以前から知られています。しかし、分子構造が複雑なため体内へ吸収されにくく、そのまま米ぬかを摂取してもほとんど効果が期待できませんでした。そこで、米ぬかに含まれる物質に加工を施し、体内吸収率を高めた免疫強化物質として生み出されたのがRBS米ぬか多糖体なのです。

RBS米ぬか多糖体とは?-製造の流れ-

RBS米ぬか多糖体は東京大学をはじめとする、日本屈指の大学や海外の大学との共同研究によって作られました。すでに世界54ヵ国で利用されており、製造方法は特許製法です。世界中から注目を集めているRBS米ぬか多糖体の製造の流れについて解説します。

1.米ぬかから食物繊維を抽出する

米ぬかに含まれる食物繊維「ヘミセルロースB」を抽出します。米ぬか1kgあたりに含まれているヘミセルロースBの含有量は、3~5gほど。植物細胞壁から摂れるペクチンを抽出した後に、アルカリで抽出できます。ヘミセルロースBには糖質を抑えたり、コレステロールを下げたりと、期待できる効果はさまざま。ヘミセルロースBに免疫力アップ効果を発揮させる方法についても解説しています。

ヘミセルロースBについて知る

2.シイタケ菌の酵素を反応させる

米ぬかから抽出したヘミセルロースBにシイタケ菌から得られる酵素(炭水化物分解酵素)を反応させます。シイタケの笠を作るための母体となる部分は米ぬかと相性が良いとされており、血圧を下げる効果や免疫力アップ効果が期待できます。シイタケ菌の酵素を反応させることで、米ぬかの食物繊維にどういった変化が見られるのかをまとめています。

シイタケ菌について知る

3.免疫作用を持つ「RBS米ぬか多糖体」になる

米ぬかから抽出したヘミセルロースBに、シイタケから得られる酵素を反応させることで誕生したのが「RBS米ぬか多糖体」です。全身の免疫力を上げる働きがあり、がんの予防や抑制の効果があるとされており、その他にもさまざまな生理機能を持つ物質として知られています。世界が注目する物質なので、ぜひチェックしておきましょう。

米ぬかアラビノキシランについて知る

検証!「米ぬか」と「RBS米ぬか多糖体」の効果の違い

RBS米ぬか多糖体の効果(抗酸化作用)を検証するため、リンゴの酸化実験を行ないました。市販の食べる米ぬかとの比較もしています。どれほどの効果があるのでしょうか?

RBS米ぬか多糖体の効果検証結果を見る