RBS米ぬか多糖体を1から学ぶサイト
RBS米ぬか多糖体とは、米ぬかから抽出されたヘミセルロースBを、シイタケ菌糸の酵素で加水分解してできるアラビノースとキシロースの総称のこと。シイタケが持つ酵素をヘミセルロースBに加えることで、米ぬかが持つ免疫細胞の活性化の働きを発揮させます。これが「RBS米ぬか多糖体」となります。
白血球の一種であるマクロファージや、免疫細胞の1つであるNK細胞を活性化させる働きがあり、全身の免疫レベルを高めてくれる効果が期待できます。NK細胞はがん細胞やウィルスに感染した細胞を攻撃する特性があるため、がんの予防や抑制に効果的。また、免疫力を高める作用はHIVにも有効であるとも言われ、研究が進んでいます。
糖尿病や高血圧といった生活習慣病の発症には、活性酸素が関係していることが多いです。活性酸素は喫煙やストレスなどが原因で体内に発生し、体の細胞や血管にダメージを与えます。アラビノース・キシロースには強い抗酸化作用があるため、活性酸素を排除して生活習慣病を防止。生活習慣病だけではなく、老化防止の効果も期待できる成分です。
子宮頸がんの患者20人を2つのグループに分け、放射線治療を受ける研究を行いました。1つのグループは治療開始前から終了までRBS米ぬか多糖体を摂取し、もう一方のグループは摂取せずに治療を受けます。すると、RBS米ぬか多糖体を摂取した患者には副作用(下痢症状)の改善効果が観察されたのです。
引用元:米ぬか多糖体免疫研究会HP(http://rbsnuka.com/ef01.html)
米ぬかには以前から免疫アップ効果があると言われてきましたが、分子構造が複雑で体内へ吸収されにくいため効果が見られませんでした。しかし、米ぬかに含まれるヘミセルロースBを抽出し、シイタケ菌の酵素を加えることで、米ぬかが持つ免疫細胞の活性化を発揮する物質を誕生させることができたのです。その物質こそがRBS米ぬか多糖体になります。RBS米ぬか多糖体は主に体の免疫機能を向上させる効果があるとして、注目されている物質です。